その①【日本での衣類の年間廃棄量を知ろう】by Lynks

  • 日本での衣類の年間廃棄量を知ろう

    みなさん、着れなくなったお洋服どうしてますか?

    私達の国、日本で1年間どのぐらいの衣類が捨てられてるかご存知ですか?

     

    現在の日本の衣類の廃棄量は、年間100万トンと言われています。

    洋服を1着300gとした場合、100万÷300gで

    なんと、33億着になります。

    そして、この33億着はまだ着ることが出来るの物、中にはタグが付いたままの未使用の物も捨てられているという現状です。

     

    なぜこのような【もったいない】事が日本で起こっているのか一緒に考えてみましょう

     

    『ファストファッションの流行』

    トレンドの移り変わりが早く、安価でおしゃれな洋服が手に入るようになりました。

    その為まだ着る事のできる状態の服を捨てる人が増えたそうです。

     

    『アパレル業界の大量生産、大量廃棄』

    上記のファストファッションの流行により、アパレル業界の競争が過熱。

    需要と供給のバランスが大きく崩れている現状です。

    2018年イギリスの高級ブランド「バーバリー」が約42億円相当の売れ残りを焼却処分したと世界中で物議を醸しました。

    しかし「ブランドイメージや商品価値が下がる」という観点からこのような廃棄される現状のようです。

     

    『リサイクルのコスト高』

    日本のリサイクル率は11%。リユース率は約13%。

    驚くことにドイツではリユース率は約70%だそうです。

    ★リサイクルとは廃棄するものを原料やエネルギー源として使う事

    ★リユースとは使用済み製品を繰り返し利用する事

     

    衣類のリサイクルには回収費用(運搬費)、保管費用(場所代)、仕分け費用、それに伴う人件費と捨ててしまった方が安価な為、リサイクルが進まない現状です。

    また、運搬や焼却に伴い大量の二酸化炭素も排出され、地球環境の問題へ発展します。

     

    ここで私たちができるのは『リユース』

    一人一人の心がけです。

    「安易に捨てない」「捨てない方法を考えてみる」これを一人一人が心がけるだけで日本は大きく変わるはずです。

    食品の廃棄も問題ですが、衣類の廃棄も我が国の大きな問題となっています。

    現在、大きな改善には至っていませんが、個人の心がけだけでもとても大切な事だと思います。

     

    その②【世界で日本だけの言葉。「もったいない」を知ろう。】

    その③【実際に「リユース」について考えよう】

    に繋がりますのでどうぞ、ご一読いただけたら嬉しいです。

    この企画は May ii(メイアイ)×Lynksのミッションとなっております。

    詳しくはこちらのブログより

     

    子ども服のお下がりサービスLynksでした